薫、切り絵

2017年08月12日

よか展示会!

お盆休み初日、
久留米にドライブに行ってきました。
久留米で開催中の展示会
2箇所をまわるために。

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森史陽傘寿記念書展は
今、筆や墨、紙について教えてもらっている
書家の西尾真紀さんの先生の書展で、
単純に先生はどんな字を書くんだろうと
興味がありました。
正直、書はわからないんですが^^;
ただ一人の書家がこんなにも
いろんな表現ができるのかということに
まず驚きました。
筆の線の表現をゆっくり頭で
なぞってじっくり見ていました。
どれだけ書くとこんな線を
自然体で書けるのかなって考えると
ちょっと気が遠くなりましたw
先生の60年間の作品の中で
私が一番好きだったのは
先生が今年書いていた書でした。
80を超えてなお、表現し続ける、
単純に「すごいなあ」って思います。
西尾さんが30年、先日あった作家さんは20年、
皆、長いことその道を極めようと続けている。
たかだか10年たらずで
表現に悩んでいますって言っている自分は
悩んでいること自体がおこがましいなあ。。
ただ救いだったのは
「今、表現で悩んでいる」って
作家さんに話したとき、
「悩むっていうのは
成長しようとしているんだよ」って
言ってもらい、
ちょっとだけ心が軽くなりました。

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次に行ったのは星野道夫の写真展。
20年前、クマに襲われて亡くなったニュースを見て
ショックを受けたことを今も鮮明に覚えています。
もうあれから20年なんだって思い、
どんな写真を撮っていたのか見たくなって行ってきました。
アラスカに住む動物の写真のイメージが強かったんですが
花や人、オーロラなども撮っていたことを
今回初めて知りました。
彼が生きていた時は、デジカメではなく
まだフィルム撮影だった。
実際のポジフィルムの下からライトをあてて
展示してあったのが新鮮で違った美しさがありました。
星野さんが書かれたエッセイなどから
抜粋された言葉が写真に添えられていて
それを読んでいるうちに自然と涙が溢れて
自分自身が驚きました。
彼の目を通して映し出されたアラスカの景色には
生も死もなにもかも全部を愛していて
写真家としてのぞいているのではなく、
彼自信もその世界の中に立つ
ひとつの命になっていたんだと
感じて感動したのだと思う。
そして
そんな気持ちで自分も何かに対時し、
それを表現したいと思った。

目にみえるものに価値があるという社会よりも
目に見えないものを大切にできることの方が
断然僕は惹かれるというような文章があった。
きっと目に見えないものを見つけては
心躍らせてシャッターを切っていたんだろうなあ。
私自信もそういうものがいつか見つかったら
たいせつにたいせつに
それを描いていきたいと思っている。


森史陽傘寿記念書展
http://makilink.com/info/6808.html

没後20年 特別展 星野道夫の旅
http://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/

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展示会から帰ってから描いた作品。
posted by kaoru at 00:38 | Comment(0) | 日記